前の記事でウグイスについて書いて、鳥関連で思い出したことがあります。
それは1か月前...。 昼、家でボ~ッとしていると、急に数羽のカラスが「カーカー!カーカー!」、羽音をバッサバッサたてて、庭の周りを飛びかい出したのです。
「何だ!」と思い、外に出て、カラス達が飛びかっている真ん中にある木を見ると、何とそこに一羽のフクロウが留まっていたのです。 そのフクロウは成鳥になりきれていないような感じで、カラスはそのフクロウを揶揄っているようでした。
フクロウは夜行性です。 その昔、夜、電柱に留まっているフクロウを1度見たことがありましたが、昼に野生のフクロウなんて見られるものじゃありません。 これは写真に撮りたいと思い、急いでカメラを取って戻るともういなくなってました、フクロウもカラスも......残念!
もう一つ鳥の話。 フクロウから遡ること数年、ある昼、空気を入れ替えようと、レースのカーテンを開けると、驚きました! 庭の松にそこそこの大きさがあるがやけに細長いいものがのっかっていることに気づき、でも、すぐにはそのモノを把握することができませんでした。
で、しばらくジッと観察して、分かりました。 サギです。 家の周りに畑や緑地はあっても近くの水場でも2km以上はあります。 こんなところにサギが来てるのを見たことなんて今までありませんでした。
家の松は3mにも満たない比較的低い木です。 その木のだいたい半分くらいのところの枝の先端に留まっているのでした。 サギと言えば足も首も細長く背が高い鳥です。 その留まっているサギの頭は大体松の高さを少し欠けるくらいの高さで、松の枝は重さに耐え、垂れ下がり、不安定な状態。
こう書いても、なんかリアリティがないような感じがするので、無理に例えてみます。 身長170cmの大人が85cmの子供を掌の上にのせている状況を想像してください(たとえが悪くて申し訳ありません)。 ね、かなりシュールじゃないですか? しかも実際には、水辺のないところにいる水鳥。
これって、前の記事の「梅に鶯」(意味は調和がとれている様子)とは正反対の状況じゃないですか? と、なんだか話がうまく収束したようなしないような...。
で、そのサギはしばらく動かずにじっとしていましたが、そのうちに羽を広げ、飛んで行ってしまいました。
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