「ホ~ホケキョ」
早朝、ウグイスの大きな鳴き声に起こされ、「これはすぐ近くにいるな」と急いで写真を撮るためカメラを持って外に出てみると、また、
「ホ~ホケキョ」
耳を澄ませて居場所を探り、一本の木に音をたてないようにゆっくりと近づき、枝を見上げると、スズメほどの茶色の地味な鳥が枝を移動していました。
そう、これがウグイスなんです。 「え~だって!ウグイスってウグイス色でしょ?」って思われる方もおられるかもしれませんね。 正解! ウグイス色はウグイスに似たちょっと金色っぽい茶色です!
「え~ウグイス色って黄緑とかライムグリーンみたいな色じゃないの?」と思いませんでしたか? 僕もちょっと前までそう思ってました!
だって、花が咲くころの梅に留まっているアレだと思いますよね?、目の周りが白い鳥。 実はアレ、そのまま見たまんまの名前、「メジロ」なんですよ。
花札に「梅に鶯」ってありますけど、絵札に描かれているのめちゃめちゃ黄緑なんですけど! メジロは梅の花の蜜を好むけど、ウグイスはあまり興味がを示しません。 「梅に鶯」という言葉は実は「良い取り合わせで調和が取れている」という意味の故事なのです。
「じゃあ、ウグイス豆というのは誤解でつけられた名前なの?」というのは不正解! 実はウグイス豆はウグイスの糞の色に似ていたことからきているそうです。
と、なんだかウグイス関連の言葉はいろいろなところでこんがらがっていて、紛らわしいですよね~! ちなみにウグイスってー年中日本にいるんですよ。 実は、「ホ~ホケキョ」ていうのは繁殖期のオスの鳴き声で、メスやオスの繁殖期以外の時は違う鳴き声で鳴くそうです。
で、話は最初に戻りますが、そのウグイスの写真を何とか撮影すると、「ケキョ、ケキョ、ケキョ」と叫び、飛んで行ってしまいました。
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